「Me Time」

　今朝テレビで「Me Time（ミータイム）」＝「自分時間」というものがテーマに挙げられていました。

　私たちは、家では「夫or妻」、「親or子ども」、職場では「上司or部下」、各職種の責務、すべて社会的に要求される役割を何かしら担っています。そこから解放され「自分自身でいられる時間を作っていますか？」というテーマでした。

　正直、いろいろな事情で「そんな暇はない！」となるのかもしれませんが、その「Me Time」によってかえって効率的に動ける時もあるようです。自分が忙しすぎたり、周りが忙しすぎたりするとついついそのムードに流されてしまい、自分が自分ではなくなるような感覚に陥る、というのはカウンセリングの中でもよく聞かれる状況です。ぜひ疲れ切ってしまう前に、3分でも5分でも自分に注意を向ける習慣ができればと思います。

　「自分が何に対して、何を考え、何を感じているのか、思いや考えを整頓して、自分の状態を確認できる」という時間は、何をするにおいてもとても大切だと考えています。

　「自分時間」…何か特別なことをしなくても、目を閉じて深い呼吸をするだけでも良いと思います。5分でも10分でもそのような時間を持つことで、自分の調子を確認していければと考えています。