怖さや不安に対処する
◉物理的な怖さ(高い場所、狭い場所、具体的な場面など)
◉対人関係の怖さ(叱責、嫌われる、危害を加えられる、など)
私たちは生きている間は、度合いは違っても、常に何かしらの「怖さ」、「不安」を持ちながら、付き合っています。それらを日常生活の中でなんとか対処して、安心で安全な場面を見つけながら生きているのだと考えています。
ただ、何かのきっかけで危険を感じたり、不安が大きくなる事があります。それは、生きていくために危険を察知するとても大切な気づきです。「怖がってはいけない」、「不安になってはいけない」ではなく、「なぜそう感じているのか」、「具体的に何をしたら(行動)、少しでもそれらが軽減するのか(あるいは、軽減されているか)」を慌てずに、一つ一つ確認していく事が、過度な恐怖や不安を抱えすぎないコツになってくるのではないかと考えています。
すでにとても上手に対処している方がいても、残念ながらご自身では気が付かない場合も多いです。一緒に考えさせていただき、少しでも安心して過ごせる一助になればと思います。