折り合い
これは、社会の中で仕事での交渉の時、人間関係をまとめる時、日々私たちが周りとのバランスを取るために工夫している1つの方法だと思います。
そして、もう1つ「自分の気持ちとの折り合い」これも私たちが日々、自分のバランスを取るためにやっていることです。これは頭の中で大なり小なり「葛藤」が存在する限り、小さい子どもから高齢者まですべての年齢の人、どんなライフステージにいる人でもやっていることだと思います。
先日、小学生の男の子が「背が足りなくて届かない。むかつく! これから大きくなってやる!」と、今の「むかつき」を「目標」に変えていました。
先日、「自分のイメージ通りに動けないことに絶望してしまう時がある。でも、動けないんだから、仕方がないんだよね。動けることをしていくしかないんだよね」と切ない思いを抱きながらも現実を見ておられました。
健康でも、体調が悪くても、時折悲観的に考えても、喧嘩しても、うまくいかなくても、みんなそれぞれの「折り合い」を持っていて、それがまさに「生きる力」なんだろうな、と最近皆さんから教えてもらっています。それぞれに持っている「折り合い」の工夫を発見していく作業がとても大切だと改めて思いました。