カウンセリングをするほどではない…?
「よくカウンセリングするほど悩んでいるわけじゃないんだよね~」という言葉を耳にします。事実「カウンセリングを受ける人」=「とても悩んでいる人」「心が病んでいる人」「心が弱くなっている人」「変な人」などと受け取られている方はまだまだ多いです。
この誤解は、大いにカウンセリングをしている私たちの責任だと思います。「カウンセリング」がどういうものか、を伝えられていないのだと思います。実際に「カウンセリングとは何か?」にはたくさんの考えがあります。ですので、あくまでも私の個人的な1つの定義にはなりますが、シンプルに「何かに迷ったときに利害関係の全くない第三者と話をして、考えを整頓する」と思っていただいて良いのかもしれません。
利害関係のある友だちや職場などの人と話をすることが、とても力になることはたくさんあります。しかし、「気を遣ってくれているんだろうな~」「迷惑をかけるから、これ以上言えないな~」など無意識に話にブレーキをかけてしまいやすいのです。
「あまり周りに気を遣わずにこの迷いに対処したいな」と思ったら、カウンセリングを活用するのも1つの方法です。
私自身も、少しでも社会の中で効果的に「カウンセリング」を活用していただけるようにするためにはどうしたらよいのか、この仕事に携わるものとして、しっかりと考えていきたいと思います。