認めてもらえる場所

人は必ずどこかに自分を認めてもらえる場所を探しています。SNSもその1つです。時に、その場所が反社会的な場所であることもあります。時にそれが過度な依存を形成したりします。

「認めてほしいんだ!」という気持ちはたぶん自然なことです。
でも、一番必要なのは、他人でも家族員でもなく、「自分が自分を認める」ということ。「認めて欲しいと思っていたんだ」ということに気がつくことだけでも、安定した人間関係をつくり、そして不適切な依存を予防するかもしれません。

ちなみに、「自分を褒める」=「自分を認める」ではありません。「私はよい部分とあまり自分では認めたくない部分を持ってる。」ということを認める、ということです。

「自分のことを認めることができない。」には、必ず理由があります。それを紐解いていくこともカウンセリングの作業です。

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森近三智恵
森近三智恵