燃え尽き症候群予防
人に関わる全ての職業で起こりえる症状です。突然やる気が起きなくなってしまう「燃え尽き症候群」。「私が頑張らなければ!」「私がどうにかしなければ!」と無理しすぎてしまうことによって起こる症状です。
心身のエネルギーをガソリンに例えると、「ガソリンが入っていないことに気が付かずにブンブンアクセルをふかしてしまった結果の車の故障」というのが私のイメージです。
特徴としては、誠実で、完璧主義で、きちんとしている、頑固で、負けず嫌い、という方に起こりやすい印象があります。でもこれらのことは決して悪いことではありません。むしろ素晴らしいことです。では何が足りないのかというと、「神経を休めること」です。
よく「気分転換」と言いますが、それと「神経を休めること」は違います。テレビやゲームや旅行やドライブなどは気分転換にはとても良いのですが、これらは疲れていない人が気分を変えるために行う対処です。何か集中して頑張ったそのあとには必ず「神経を休める(ガソリンを入れる)」ことを忘れずに行っていきたいものです。
1日の終わりに1分でも「今日は疲れているのか、疲れていないのか」自分の身体をチェックすることから始めてみてください。そして疲れていたら、神経を休めてください。「あ~今日もよく身体が頑張ってくれたな」と思うことだけでも良いと思います。